童謡『めえめえ児山羊』の魅力と動画
童謡『めえめえ児山羊』(藤森秀夫 作詞/本居長世 作曲)は、子ヤギの元気な姿を歌った一曲です。大正時代らしいメルヘンチックで明るい響きが特徴で、かわいらしい歌詞と、弾むように美しくリズミカルなメロディで構成されています。
そんな明るい雰囲気の一方で、実はこの曲の歌詞、ちょっと不気味で意味深なところがあるんです。歌詞を見た方からは、「首が折れる……?」「折れた状態でめえーと啼いている?」「ひーっ!」と驚きの声があがることも。ネット上では「実は怖い童謡なのでは?」なんて噂されることもあるほどです。
けれど、わが家にとってこの曲は、誰かがふとメロディを思い出し「めえー♪」と歌い出せば、自然と全員で口ずさんでしまう、不思議な力を持った一曲です。一度聴くとクセになってしまう、明るい魅力がぎゅっと詰まっています。
恐るべし、童謡『めえめえ児山羊』。この曲の本当の魅力は、一体どこにあるのでしょうか?
この記事では、ピアノ伴奏の歌唱動画とともに、歌詞や曲の背景を深掘りしていきます。ルーツであるドイツのわらべ唄から読み解く歌詞の意味の解釈や、動画制作におけるイラスト・ピアノ・歌のこだわり、そして『めえめえ児山羊』にまつわるわが家の子育てエピソードもたっぷりお届けします。
※本記事に掲載している動画(ピアノ伴奏・歌・イラスト)は、AI生成ツール等は一切使用せず、すべて当サイトの運営者が自ら演奏・歌唱・作画をして丁寧に制作した完全オリジナルコンテンツです。
童謡『めえめえ児山羊』の歌詞と作品の背景
歌詞
作詞:藤森秀夫 作曲:本居長世
めえ めえ
森の児山羊 森の児山羊
児山羊走れば 小石にあたる
あたりゃあんよが あ痛い
そこで児山羊は めえと鳴く
めえ めえ
森の児山羊 森の児山羊
児山羊走れば かぶこ(株こ)にあたる
あたりゃあんよが あ痛い
そこで児山羊は めえと鳴く
かぶこあたれば 腹こがちくり
とっこ(朽木)あたれば 頸こが折れる
折れりゃ児山羊は めえと鳴く
曲の背景:くじけない子ヤギの元気な姿を明るくリズミカルに表現
童謡『めえめえ児山羊』が初めて発表されたのは、1921年(大正10年)4月のこと。童話雑誌『童話』(コドモ社)に楽譜とともに掲載されました。
ドイツ文学者で童謡作家の藤森秀夫氏(1894年~1962年)がドイツのわらべ唄を基に訳詞・作詞し、そこに「七つの子」「赤い靴」などで知られれる有名作曲家の本居長世氏(1885年~1945年)が曲をつけました。
森の中で小石や切り株や生い茂る藪などにぶつかって「あ、イテテテ」となっても、「めえー」となくだけで、すぐに立ち上がる。そんな子ヤギのたくましく元気な姿が、弾むようなメロディで描かれています。
詩のルーツはドイツのわらべ唄
実はこの曲、もともとはドイツで親しまれていたわらべ唄がモデルになっています。ドイツわらべ唄の日本語訳[1]を見てみると、ストーリーや構成がこの『めえめえ児山羊』とそっくりなことがわかります。
海を越えてやってきた物語が、日本の童謡として根付いたのですね。
ドイツわらべ唄「メエメエ子山羊」の日本語訳(吉原高志氏による訳)
メエメエ、子やぎ、メエメエ!
子ヤギが森へかけて行く
すると小石につまずいて
あんよをいため
泣いたよ メエメエ、子ヤギ!
メエメエ、子やぎ メエメエ!
子やぎが森へかけて行く
すると枝にぶつかって
おつむをいため
泣いたよ メエメエ、子ヤギ!
メエメエ、子やぎ メエメエ!
子やぎが森へかけて行く
すると茂みにひっかかり
おなかをいため
泣いたよ メエメエ、子ヤギ!
メエメエ、子やぎ メエメエ!子やぎが森へかけて行く
すると茂みにぶつかって
おくびをいため
泣いたよ メエメエ、子ヤギ!
(日本語訳:吉原高志氏)
上笙一朗編著, 「日本童謡事典」, 東京堂出版, 2005年, pp.388-389 [1]
少し不思議で「難解」な歌詞のひみつ
もともとの歌詞には、東北地方の方言が使われていました。作詞の藤森さんは長野県出身なのですが、なぜ東北の言葉を選んだのかは、今でも謎に包まれているそうです[2]。
当時の原詩を少しのぞいてみると……
「あんよ(足)」や「あんま(頭)」といった幼児語のほかに、「かぶつ(切り株)」「とっこ(朽ち木)」といった、馴染みのない方言も並んでいました。
中には「頸こ(くびこ)が折れる」といった表現もあり、「首が折れるなんて怖い!」と驚かれてしまう理由は、こうした独特な言い回しにあるのかもしれません。
藤森秀夫氏による原詩
めえ めえ
森の児山羊 森の児山羊
児山羊走れば 小石にあたる
あたりゃあんよが あ痛い
そこで児山羊は めえと鳴く
めえ めえ
森の児山羊 森の児山羊
児山羊走れば かぶつ(株つ)にあたる
あたりゃあんま(頭)が あ痛い
そこで児山羊は めえと鳴く
やぶこ(藪こ)あたれば 腹こがちくり
とっこ(朽木)あたれば 頸こが折れる
折れりゃ児山羊は めえと鳴く
この歌詞の難解さについては、一部で批判の声もあがっています[3]。
「あんよ」」「あんま」「頸こ」「かぶつ」「とつこ」などと、不必要な幼児語、あるいは方言が使ってあるし、「そこで児山羊は」というのも日本語のうたとしては如何にも無理だ”
藤田圭雄「日本童謡史Ⅰ」〈改訂版〉, あかね書房, 1984年 [3]
今は、改訂した歌詞で親しまれる
さすがにそのままでは意味が伝わりにくいため、現在は多くの方がイメージしやすいよう、方言を幼児語に改訂された歌詞で歌われています。
改訂詩では2番の「かぶつ」が「かぶこ」に、「あんま」が「あんよ」に。3番の「やぶこ」も「かぶこ」へと整理されました[1]。
【歌詞の意味】恐ろしさの原因は「歌詞の書き換え」にあった!?
この曲は本居長世氏のメロディだけ聞けば、森の中を元気にかけまわる子ヤギの姿そのもの。ですが、歌詞が難解なため、考えるほどに「……ちょっと怖いかも?」という印象を持ってしまうのも無理はありません。
元をたどれば、ドイツのわらべ唄をベースに「くじけない子ヤギの元気な姿」を描こうとしたこの曲。最初は東北の方言などが入り混じっていて難解とされ、後に「分かりやすさ」を求めて幼児語へ書き換えられたという経緯がありました。
けれど、実はこの「わかりやすさのための歌詞の書き換え」によって、本来の詩が持っていた「ストーリー性」や「子ヤギが森の中をかけまわる躍動感」が崩れてしまったのではないでしょうか?
原詩が描いた、アニメーションのような可愛いストーリー
作詞者・藤森秀夫氏よる原詩をもう一度たどってみると、まるでアニメーションのような可愛らしいストーリーが見えてきます。
- 1番:森を走っていた子ヤギが、小石を踏んづけて「あいたたた!」。「めえー!」と元気に鳴いて飛び上がります。「次は石に気をつけなきゃ……」と、足元をじーっと見つめて歩き出す子ヤギ。
- 2番:今度は下ばかり向いていたせいで、前にある切り株にゴツン!と頭をぶつけてしまいます。「あいたたた……めえー!」と、また走り出します。
- 3番:さらにぴょこぴょこと高く跳ねながらスピードを上げる子ヤギ。藪(やぶ)に脇腹がひっかかったり、倒木に足をとられて「すってんころりん!」と一回転してしまいます。地面に転がって、体をくにゃりと曲げながら、「あちゃちゃ、転んじゃった」と一言「めえー」。
原詩に描かれているのは、へこたれない「しなやかな強さ」
私には、こんなアニメのワンシーンのような微笑ましい光景が目に浮かびます。メロディも3番から展開が変わりますが、まさに子ヤギが楽しそうに走り回る様子を表現しているのではないでしょうか。
そもそも、人間の赤ちゃんもそうですが、小さな子どもの体は関節や筋肉がとても柔らかくてしなやかですよね。ちょっと転んだくらいでは「くにゃり」と体勢を崩すだけで、大人のような大ケガにはなりにくいものです。これは子ヤギも同じです。
この曲に込められているのは、噂されているような「世にも恐ろしい結末」ではなく、子ヤギにとっては「あ、イテテ……」くらいの、日常のひとコマ。ちょっとくらい痛いことがあっても、すぐに立ち上がって歩き出す。そんな、元気でへこたれない「しなやかな強さ」が描かれているのだと思います。
そう思うと、もう「怖い」なんて感じないですよね。
なぜ「怖さ」や「不気味さ」が強調されるのか
先ほどお話しした歌詞の改訂(2番の「頭」が「足」になったり、3番の「藪」が「切り株」になったりしたこと)によって、子ヤギの動きとストーリーの結びつきが、ちぐはぐになってしまったように感じます。
本来は、子ヤギの心の動きやアクションに合わせて、ぶつかる対象がきちんと描かれていました。ところが、改訂によってその自然な流れが見えにくくなってしまった。その結果、最後の「頸が折れる」という言葉だけがショッキングに浮き上がってしまい、「不気味で怖い」というイメージがひとり歩きしてしまったのではないでしょうか。
「藪(やぶ)こ」は「藪(やぶ)こ」のままであってほしかった
特に私が気になっているのは、改訂版の3番に出てくる「かぶこ(切り株)」という言葉です。
山歩きが趣味の私からすると、この場面には違和感があります。背の低い子ヤギといっても、脇腹に「チクリ」とした痛みが走るということであれば、その原因は切り株ではなく、ノイバラなどのトゲがある「藪(やぶ)」と考えるのが自然ではないでしょうか。
ルーツであるドイツのわらべ唄でも、この部分は「茂み」と表現されています。そう考えると、ここはやはりトゲのある低木が茂った藪をイメージするのが正解のはず。山を歩く身としては、ここが「かぶこ」に書き換えられてしまったのは残念で、「やぶこ」のままであってほしかったな、と感じてしまいます。
【制作秘話】動画に込めたこだわり:イラスト・伴奏・うたのポイント
イラスト:美しい緑の光の中を走り回る元気な子ヤギ
イラストを描く際に大切にしたのは、ピアノ伴奏の響きから広がる「森の中のやわらかな光」と、主役である「子ヤギの愛らしさ」です。
森の中には、空から届くおひさまの光が、何千もの緑の葉っぱを通して降り注いでいます。その光にやさしく包まれて咲く草花や倒木など、森のみずみずしく爽やかな空気が伝わるよう、ひとつひとつ丁寧に描きました。
そんな美しくやわらかい光があふれる森の中で、子ヤギがぴょこぴょこと楽しそうに跳ね回る。見ているだけで「かわいいな」と心が和むような姿をイメージして仕上げました。
ピアノ伴奏:跳ねながら走り回る子ヤギを独特のリズム感で表現
歌詞のルーツはドイツのわらべ唄ですが、本居長世氏が手掛けたメロディは、完全なオリジナル。大正期の童謡らしい芸術性の高い美しい旋律で構成されています。
この曲のピアノ伴奏には、子ヤギの可愛らしさが丸ごと詰まっているんです。演奏のポイントは、美しい響きの中で、「軽やかなリズム」と、子ヤギの気持ちを反映した「テンポの揺れ」をしっかり表現すること。具体的にこだわった部分をご紹介します。
どっしりと響かせる低音に、軽やかな音を重ねて
軽快さの表現には、楽譜の通り、左手のベース音をたっぷり響かせつつ、続く4分音符部分に弾むスタッカート(音を短く切る奏法)を被せて演奏しています。音が重なり合うことで生まれる厚みと、弾むようなリズムの対比を大切にしています。
休符から始まる独特なリズムが生む軽やかさ
この曲の面白いところは、そのメロディの多くが「裏拍」から始まっている点です。1拍目(表拍)があえて、「お休み(8分休符)」になっていることによって、独特のリズムが生まれています。
この「8分休符の間」をしっかり確保して演奏することがポイントです。これによって、次のメロディが前のめりに飛び出してくるように演出され、次の展開への期待感を盛り上げてくれます。
3番は、森を駆け抜ける子ヤギをイメージ
3番が始まる前には、曲の雰囲気が変わる合図(複縦線)が書かれています。ここから、8分休符と8分音符の組み合わせで「ッタッタッタッタ」とそれまでとはリズム感が変わります。これは、ぴょこぴょこ飛び跳ねながら森の中を疾走する子ヤギのリズムそのもの。
演奏では、左手で奏でる力強いオクターブの厚みと右手の軽やかさを対比させました。左手の低音のオクターブが後ろ足で弾む右手が前足のようなイメージ。これによって、まるで子ヤギが目の前でぴょんぴょん跳ねているかのような愛らしい姿が浮かびあがってきます。
シーンの切り替えで、テンポを揺らして子ヤギの「健気さ」を表現
この曲のピアノ伴奏譜には、1番、2番、3番とシーンが移り変わるたびに、テンポを一度ゆっくりにしてから元の速さに戻す工夫(リタルダンドとア・テンポ)が取り入れられています。このテンポの揺らしをしっかりと表現することを意識しました。
「あいたたた」、と一度立ち止まり、でもすぐに元気よく歩き出す。そんな子ヤギのくじけない強さや健気さをテンポの揺れに込めて演奏しました。
うた:裏拍のリズム感を大切に
歌唱する上で大切にしたのは、8分休符で始まる「裏拍」のリズム感です。息継ぎのタイミングを各小節の冒頭の8分休符に合わせて、「スッ」と少し急ぎ目に息を吸うことを意識しました。
この曲を歌う際、リズムがとくに難しいのは、1番から2番、2番から3番へと移り変わるタイミングです。それぞれの切り替わりでテンポがゆっくりになるため、次の出だしのタイミングを掴むのが難しいかもしれません。
特に1番から2番の切り替わりは、歌唱の最難関ポイントといえます。1番の最後の小節に、2番の「めえー」が食い込んで始まります。そのため、息を吸う間(ま)がほんの一瞬しかない上に、テンポも揺れているので、伴奏をよく聴いてタイミングを合わせるのがコツです。もし幼稚園や保育園などで大勢で歌う場合は、伴奏者とアイコンタクトをとったり、指揮をいれたりすると、みんなの声をきれいに揃えて歌うことができますよ。
【童謡子育て体験談】歌声に誘われて、本物の「めえー」に会いに行く日
冒頭でもお話しした通り、童謡『めえめえ児山羊』は、わが家の日常に欠かせない定番曲です。ふとした瞬間に誰かの頭にメロディが浮かび、「めえー♪」と歌い出すと、自然と家族みんなで口ずさんでしまう。そんな不思議な魅力があるんです。
『めえー』となく、子羊に会いに牧場に
この曲のフレーズを一度歌ってしまうと、その日一日はもう大変。頭の中でメロディと一緒に、かわいい子ヤギがずっと駆けめぐってしまいます。そうなると、私と子どものその日のスケジュールは決まりです。「よし、本物の『めえー』を聴きに行こう!」と、牧場へ出発です。
わが家の近所には羊の放牧場があり、そこではエサやり体験もできます。春の雪解けが始まる頃から、よく「めえー」となく羊たちに会いに行っては、この歌を一緒に歌っていました。
少しずつ暖かくなってくると、その年に生まれたばかりの子羊も、お母さん羊と一緒に姿を見せてくれます。よちよち、ぴょこぴょこと上下に跳ねながら歩く姿は、本当に愛らしいものです。
子羊の姿に、よちよち歩きの頃のわが子を重ねて
羊と山羊は大人の姿こそ違いますが、子どものうちは見分けがつかないほど似ています。子羊の姿は、まるで「くるくるのくせ毛がおしゃれな子ヤギ」のよう。元気に草地を走り回る様子は、まさにこの童謡で描かれている、健気な子ヤギそのものです。
柔らかな草の上で寝転んで遊んだり、子羊同士でじゃれ合って転げたりしている姿を見ていると、まるでよちよち歩きを始めたばかりの頃のわが子の姿を見ているような気持ちになります。
「かわいいね」とエサをあげる、わが子の成長
そんなわが子も、2歳になった今では、生まれたばかりの子羊を見て「かわいいねえ」「ちっちゃいねえ」と優しく声をかけるようになりました。小さな手のひらにエサをのせて、一生懸命フェンス越しに差し出している姿を見て、私は嬉しさで胸がいっぱいになりました。
「自分より小さくて可愛い存在」を愛おしむ姿に、わが子の確かな成長を感じます。これからも日々の暮らしの中で、ちょこちょこと牧場を訪れて、子羊たちの成長を親子で一緒に見守っていきたいなと思っています。
まとめ:親子で、園で、元気な「めえー!」を響かせよう
童謡『めえめえ児山羊』は、どんなことがあっても立ち上がる、くじけない子ヤギの姿を明るくリズミカルに描いた名曲です。
ドイツのわらべ唄をルーツに、藤森秀夫氏が紡いだ言葉と、本居長世氏が手がけた大正童謡らしい芸術的で美しいメロディ。そこに込められていたのは、巷で噂されるような「怖さ」ではなく、子ヤギのしなやかで健気な「強さ」でした。
ピアノ伴奏にも、主旋律を引き立てる柔らかな和音や、子ヤギが森を駆け回るような軽快なリズムなど、聴くだけでワクワクするような工夫がたっぷりと詰まっています。
何より「めえー!」という可愛いなき声から始まるこの曲は、子どもの心にも深く残るようで、わが家の2歳のわが子も、毎日楽しそうに口ずさんでいます。
この曲は、「失敗しても大丈夫」という安心感や、新しい一歩を踏み出す勇気を、お子さまの心にそっと届けてくれる魔法のよう。
ちょっとくらい転んでも、また元気に走り出せば大丈夫。
そんなメッセージを込めて、ぜひ「おやこ時間」や園での活動で、お子さまと一緒に元気いっぱい歌ってみてくださいね。
参考文献
[1] 上笙一朗, 「日本童謡事典」, 東京堂出版, 2005年
[2] 海沼実, 「童謡 心に残る歌とその時代」日本放送出版協会発行, 2003年, pp.100-103
[3] 藤田圭雄,「日本童謡史Ⅰ」,〈改訂版〉, あかね書房, 1984年


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